SONY α7 で撮るミュージックビデオ
現在当方がメインで使用している機材は、SONYのアルファ / α7R3 です。(サブカメラとしてα6500)
これ一つでフォトもビデオも高品質な作品になるため、フリーランスとして非常に助かっています。
今回ご紹介する当方のMV制作事例は、福岡県北九州市を拠点に活動している新進気鋭のシンガーソングライター 波多野菜央さん。
[ 波多野菜央オフィシャルサイト ]
地に足のついた、とても魅力的なシンガーなのです。その波多野さんの楽曲を映像にするお手伝いに、α7は非常に役立ってくれました。
まずは作品から御覧ください。空撮以外はすべてα7R3での撮影です。
4K/30p収録とFull HD 120pの使い分け
まず基本的な納品フォーマットはまだ1080pがメインのため、4K収録じゃなくても良いのですが、撮影後の編集マージンを考えると4K収録がオススメです。トリミング・ズームなど、撮影後の幅が広がります。
そして120p撮影で5倍スローによる表現が可能です。切ない感情であったり、強調したいシーンをスローで滑らかに映し出せる機能はとても良いですね。
ただ4KとFull HD120pの切り替えをよくチェックしておかないと、4K収録したかったシーンでFull HD収録しちゃった!という事があったりして、そこは注意点です。
ピクチャープロファイル
後のカラーグレーディングをそこまで追い込まないため、PPはs-logでなくcine4を使用。
複雑な感情を歌っている曲のため、少し彩度を抑えてザラついた感じを出しています。
ジンバルの活用
軽量小型なミラーレス一眼のため、ジンバルとの相性も良好ですね。
ほとんどすべてのシーンでジンバルに載せて撮っています。使用しているジンバルはzhiyunの weebill labです。
このカメラとジンバルの組み合わせで、本当に幅広い作品作りが可能になって、満足しています。
クライアントが満足してくれるものを提供できるよう、道具を使いこなせるように更に精進したいと思う日々…。撮影は本当に奥が深い。
MVの制作過程については、また別の記事で書こうと思っています。
それでは、何かの参考になれば幸いです。
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